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かつてボランティアという言葉がまだ市民権を得ていない時代、ボランティアセンターの前身である善意銀行が1962年に徳島県に生まれました。その独創的なアイデアと先駆的なシステムは大きな反響を呼び、またたく間に全国へ広がっていきました。 |
▲当時の善意銀行リーフレット |
▲当時の善意銀行預託者証 |
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●本店は徳島県社会福祉協議会に設置
【本店の役割】
◎県単位の預託、払い出し業務を行うほか、支店間の連絡調整に当たります。
◎ボランティア活動を組織化します。主役は支店、本店はサポート役です。
●支店は各市町村社会福祉協議会に設置
【本店の役割】
◎受付窓口を設けて相談と需給調整を行います。
●口座の設置
◎技術口座 ◎労力口座 ◎知識口座 ◎金品口座 ◎特別口座(ボランティアグループ)などを用意しました。
●預託と払い出し
◎善意銀行の口座に預託された善意を、必要な人や団体・施設などに払い出しました。 |
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小松島市内の老人ホームで行われた
理髪師による散髪と音楽家による演奏 |
ボランティアを活動場所まで
送迎する女性ドライバークラブ |
徳島市善意銀行第一号は
老人ホームへの阿波踊り |
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離島と山村の児童等200人が集まった、
海の子山の子招待レセプション |
徳島の子どもたちが東京や大阪の子どもたちにほたるを贈った「空架ける友情ほたる」 |
婦人会が乳児院で布団づくり |
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入院患者に花をプレゼントする花の
善意銀行 |
青年が日曜日に老人ホームで
マッサージ |
子どもたちが熱演する影絵劇 |
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野球チームのメンバーが障害者施設で
餅つき |
児童施設の子どもたちと一緒に
ヤマモモ狩り |
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善意銀行の子ども大会で演じられた人形劇 |
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●それまで地域の人たちは社会福祉に参加する方法がわからなかったのですが、
自分たちが持っている善意を提供することで社会福祉への参加につながることを知ってもらえました。
●ボランティア同士の連携やグループ化が促進されました。
●ニーズの把握に基づいて善意が効果的に活用できるようになりました。
●ボランティアの受け手の人たち(障害者、高齢者、施設で暮らす人たちなど)が刺激を受けて、
善意の提供者側へ転換していくという変化が見られました。 |
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善意銀行前期 |
1946(S21)
1957(S32)
1958(S33) |
◎子供民生委員制度創設
◎心の里親運動
◎老人大学開設
◎青年ボランティアの集い開催 |
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善意銀行期 |
1961(S36)
1962(S37)
1973(S48)
1979(S54)
1984(S59) |
◎善意銀行の構想発表
◎市町村福祉活動推進研修会で善意銀行を公式発表(5月11日)
◎小松島市善意銀行第1号店開設(5月18日)
◎徳島県善意銀行開設(5月23日)
◎善意銀行設置数全国で約1,250カ所
◎徳島県ボランティア研究集会開催
◎徳島県善意銀行を徳島県ボランティアセンターに改名
(全国的なセンターへの発展的な機能拡大という動きを背景にして) |
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ボランティア発展期 |
1986(S61) |
◎徳島県ボランティアセンターにボランティアコーディネーター
配置 |
1988(S63) |
◎第1回徳島ボランティアのつどい開催 |
1989(H元) |
◎徳島県社会福祉大会で「ボランティア表彰」を新設 |
1995(H7) |
◎阪神淡路大震災支援「淡路島ボランティアベースキャンプ」開設
◎第1回とくしまボランティアフェスティバル開催 |
1996(H8) |
◎徳島県社協ボランティアセンターを「とくしまボランティア
推進センター」に機構改革 |
1997(H9) |
◎徳島県内市町村社協へボランティアコーディネーター配置開始 |
2000(H12) |
◎第9回全国ボランティアフェスティバル(徳島県9月23、24日) |
2002(H14) |
◎「とくしまボランティア推進センター」が「とくしま県民活動
プラザ」に移転 |
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現在
◎これまでの福祉中心のボランティア活動から、NPOの活性化に見られるような幅広い分野における活動の
促進を図ることが求められています。
◎市町村社会福祉協議会ボランティアセンターの体制整備がいっそう求められています。 |
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徳島で生まれた善意銀行全国へ発信」
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